モラトリアムの夏休み、運よくベトナムを訪れる機会があったので、3日ほど前のりしてホーチミンへ.羽田発の深夜便で到着した1日目は、googleマップを頼りに機関区周辺をうろついて入換を撮影.東南アジアの撮り鉄は初めてなもんで様子を見つつの撮影でしたが、機関区を望遠で抜かなければOK的なニュアンスを警備員氏から得られたので一安心.
隣接するサイゴン駅はホームには乗車券がないと入れず、ネット情報に反して入場券もゲットならず.特に誰かを見送るというわけでもない、風体のあやしい外人には売ってくれないのでしょうか…会社としては賢明な判断かもしれませんが(苦笑
仕方がないので翌日は2駅先のビエンホアまで往復して撮れ高を確保.
ビエンホア入線.客レに2色旗で出発合図を出す様子などは昭和然としていて画になります.わざわざ70-200を輸送した甲斐があったというもの.ここも警備員?が数人いたのでこじんまりと撮影.
以降、滞在中の写真を時系列無視で掲載.
(左)ベトナム戦争後、サイゴンはホーチミンと名を変えたが駅名はGa Sai Gonのまま.南国風の旗と空がよい雰囲気.
(右)車両基地での入換の様子.手には二色旗を持ち黙々と作業.
(左)一日一往復の盲腸線の終着駅.海辺で観光客が多いためか、折り返し時間に洗車が行なわれていた.
(右)ファンティエット駅周辺、整然と並ぶ低層作物の向こうに青々とした山が見え、少しばかり日本の風景に思いをはせた.
(左)日も暮れかけ一日が終わるころ、ようやく終着のサイゴン駅に着いた乗客たち.
(右)サイゴン発ハノイ行の列車に乗り込んだ女性.硬座に非冷房と多難な旅路だが見送りの友人に笑顔を見せていた.
トータル3週間ほど滞在していたので、現地の空気も程よく味わえた今回の旅.これまでは東南アジアなど発展途上国にはほぼ訪れたことが無かったのですが、特に体調も崩さず収穫も多々.著名な年代物の土木構造物が少ないのが観光面では残念なところですが、今後も暇をみて、未知なる国の線路端へ足を運んでみたいものです.
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Spiez~Faulenseeトゥーン湖に沿って走るICやREを撮影できる.本数の多いSpiez駅からのアプローチが現実的.
近郊列車は別会社の運営らしく、スイス国鉄の白青赤の客車ではなく、シルバーに緑色塗装の列車でやって来る.
午後順光で換算35〜50mm程度.スイス国鉄についてはあまり調べたことがないので、正直書くこともあまりない.
ただ見た所、Spiezから分かれFrutigenに伸びるもう一方の路線の方は、貨物やそれを牽く旧型機関車も多く通るようであった.
インターラーケンなど登山列車の発着する有名観光地も付近にはあるので、観光の合間に教会の鐘の音を聞きつつ趣味の時間を取るのも良いのでは…
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Oberwesel~St.Goarライン川と石造りの塔、ブドウ畑を背景に入れた画が撮れる有名撮影地.
前記事のBacharachから一駅のOberweselから徒歩10分.中世の城壁の上に作られた遊歩道からの撮影になる.
ICやICE、貨物に所謂業務ネタなどが撮れ、飽きない場所である.換算50〜120mm程度.
現地の観光客は挨拶で不審者度を測って来るので、爽やかに返せるよう準備は入念に()
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Bacharach~Oberwesel高速新線ができた現在もそこそこの数のICやICEがKoblenzを経由し、ライン川左岸線を走る.雄大なライン川を背景に数多くのポイントが点在するが、ここでは午前から順光で木組みの街を入れて編成撮りが可能.
場所はBacharachaを出て徒歩3分、川沿いの道に出て最初の側道を入った、アンダーパスの築堤脇にある.
換算250〜300mm程度.5人ぐらいは入りそう.
優雅にライン川クルーズやキャンプを楽しむ人々からは並木で隔てられているので安心だ()
SBBの客車を牽く120型電機.まだ昼前で光線が今一つであったが、なかなか面白い組み合わせを撮れた.
その他機関車のムド回送や検測車や貨物なども通る.後に出会った現地人鉄によると一週間の中でも週半ば、水木曜が多いらしい.
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Klanxbüll~Morsumドイツ北部の保養地Sylt島は本土と、線路のある築堤のみでつながっている.そのロケーションの良さと、土地事情から来るカートレインの多さ、非電化区間を走る旧型機関車が国内外の撮影者を惹きつける理由であろう.
アプローチとしては島内最寄の駅から徒歩、または終着Westerlandからレンタサイクル(およそ8€)の利用となる.優雅に保養地をサイクリンクする家族連れや、わざわざ本土から高級車をカートレインで持ち込んでドライブする富裕層に混じって自転車で走るのも悪くないだろう()
2017年夏時点ではICが218型機関車の重連、カートレインがDB色の245型機関車の単独での牽引であった.Hamburgから来るREは独自の青色を纏った245型が牽引する.この地での旧型機関車の運用は徐々に減っているように見受けられた.
築堤のストレートから反対側を向くと本土へ向かう列車の面縦が可能.
この世の果てまで鉄路が続いているような感覚にしてくれる撮影地.また訪れてみたいですね…
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